肩が上がらない、痛みで腕を上げられない。
それはもしかしたら五十肩かもしれません
最近では四十肩とも呼ばれますが、医学的に「肩関節周囲炎」といいます。
40代以降に頻発しますが、加齢や過労による肩関節構成体の変性が基板になり発症する原因がはっきりしていない肩関節の痛みと運動制限があるものを総称していいます。
症状には、炎症期・拘縮期・解氷期の3つの段階があります。
炎症期
2∼12週間程度で肩の痛みが強くなっていきます。痛みが強くなるとともに動く範囲も狭くなってきます。そのため日常生活の動作が困難になることが多いです。
拘縮期
3∼12ヶ月と長期になることもあります。運動制限がいろんな方向でみられます。(肩の動きが悪くなっている状態)炎症期と比べると痛みが少し和らぎますが、寝返りなどしたときに痛くて目が覚めるなどあります。肩を温めると痛みが軽減することが多いです。
解氷期
日常生活の工夫や保温などしているときに肩の動きがよくなり、痛みがなくなっていく時期です。
このように治るまでに長い時間がかかってしまい、また生活にも支障がでてしまいます。
そこで電気治療や手技によって痛みを減らし治癒までの期間を短くすることが大事になってきます。