シンスプリント

このような症状でお悩みではないですか?

  • すね周辺の骨にきしむ感覚がある
  • すねの内側やふくらはぎが痛む
  • すねの内側を押すと強い痛みが走る
  • 運動量が増えると痛みが増す
  • 運動後に痛みが出る
  • 最近急激に運動量が増えた
  • スポーツでランニングやジャンプをする
  • 合っていない靴を履いている
  • 偏平足

症状

シンスプリントは「脛骨過労性骨膜炎」とよばれ、すねの内側に起こる骨膜の炎症です。スポーツ障害のひとつで、走ったり歩いたりするとすねの内側やふくらはぎの内側に痛みを感じる、スポーツ練習した後に痛みがでる、骨がきしむ感じがするなどの症状があらわれます。骨折した時のような激しい痛みを伴うのではなく、鈍い痛みが続くのが特徴です。ランニングやジャンプを繰り返すような、陸上競技やバスケットボール、バレーボールなどでは比較的発生しやすいと言われています。

原因

◆下腿の筋肉がすねの内側を引っ張り、骨膜に炎症を引き起こして痛みが出ます。原因は様々ですが、すねの周りにある筋肉が関係しています。走ったり歩いたりジャンプをしたりするときに使う筋肉はすねにあり、動作を行う際にこの筋肉が緊張して、すねの骨を覆っている膜を引っ張ります。この緊張が強く起こって、強い力で引っ張り続けられる状態が続くと、その膜が耐えきれずに炎症が起きて痛みが出ます。

◆主な原因として、まずトレーニング内容に問題があるケースがあります。長時間に及ぶ練習や、急激なランニング量や距離の増量、個人の能力を超えたランニングなどを行った場合には、シンスプリントにつながる可能性が高くなります。クッション性の悪い靴や靴底のすり減った靴を使い続けていたり、固い路面でトレーニングを行っていたりする場合にもシンスプリントの原因につながります。

◆筋肉や腱の柔軟性が低下した場合に、スポーツを行うと発生しやすくなります。特に足首が硬くて可動域が狭い人の場合には、それだけで筋肉には負担がかかることになります。その他にも偏平足などの身体的な要因もあげられます。また、体の使い方にクセがあると、一部分の筋肉だけ使いすぎたり、引っ張ってしまったりと、シンスプリントの原因になります。

改善方法

当院では、下肢の歪みを改善して筋肉への負担や引っ張りを軽減します。硬くなっている足周りの筋肉をほぐして、必要に応じてテーピングやアイシング、電気治療などを行います。シンスプリントは、痛みでのストレスだけでなく「スポーツを思いっきりできない」「いつ試合や大会に出られるか分からない」と言ったストレスや不安を感じることの多い、辛い症状です。シンスプリントでお悩みの方はぜひ当院にお越しください。

TEL:092-582-3020
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