日本人の約10人に1人が「腰痛持ち」と言われています。
慢性的な腰痛で、いつギックリ腰になるかもしれない状態を「ギックリ腰予備軍」と呼んでいました。最近では、腰痛を引き起こす原因の多くは普段の生活の積み重ねであることから「腰痛借金」と名付けられていたりします。
ギックリ腰は重い物を持って突然起こるのではなく、実は日々の小さな負担が蓄積された結果起こる症状です。
慢性腰痛が悪化、またはギックリ腰を起こしてしまうと、仕事に影響が出てしまいます。腰の痛みによって日常生活が制限されるのはもちろんのこと、長期間症状を放置してしまうと治療期間がながくなります。
腰痛を引き起こす原因の多くは普段の生活の積み重ねですが、腰が運動の中心であることが関係しています。前後左右の動きなど、背骨全体としてかなりの運動機能があり、重心バランスをコントロールするために複雑な構造になっているので少しの歪みがあるだけでも症状の原因となってしまいます。