- 膝をピンと伸ばせない
- 膝を完全に曲げられない
- O脚
- 歩くと強い痛みが出る
- 正座ができない
- しゃがむことができない
- 速歩きができない
- 手すりがないと階段の上り下りができない
- 膝の周辺が腫れている
変形性膝関節症
このような症状でお悩みではないですか?
症状
多くの場合、膝の内側の関節軟骨がすり減るため、痛みが内側に出ます。
原因
◆変形性膝関節症は、40代以降の膝の痛みで最も多いと言われており、高齢になるほど発症率は高くなります。膝には、骨と骨の間で衝撃を吸収するクッションのような役割をしている関節軟骨があります。この関節軟骨は、加齢によって弾力性を失い、すり減っていきます。若い人の関節軟骨は硬いゼリーのような状態ですが、年齢とともにだんだんと豆腐のようなもろい状態になってしまうのです。その結果、膝の骨同士が接するようになり、関節の変形や強い痛みを引きおこします。また、膝関節に水が溜まり、膝周辺が腫れて熱を持つこともあります。
◆加齢のほかに、「肥満」も変形性膝関節症の原因のひとつです。体重が重ければそれだけ膝にかかる負荷は大きくなります。また、下肢の筋力が少ない人もなりやすいと言えます。このほか、変形性膝関節症が女性に多いことから、女性ホルモンが関係しているとも言われています。
◆膝の痛みの原因は、痛みや症状が出ている個所のみの問題ではありません。姿勢に歪みがあったために、筋肉、骨格、神経のバランスが崩れ、その結果、膝に痛みがでてしまうことが多くあります。